クロアチアは20世紀末まで政情不安に苦しんでいたが、ここ10年で有数の観光地へと変貌を遂げた。 アドリア海とバルカン諸国との間に挟まれたクロアチア本土は、平原、丘陵、川、山、そして1800kmに及ぶ海岸線からなる地形学的に多様な土地である。 さらに、人口400万人のクロアチアでは、主に都市部と沿岸部に居住しているため、歴史、建築、太陽、砂浜、そして比類ない自然の美しさが見事に融合した、エキサイティングな休暇を過ごすことができます。
北部に位置する首都ザグレブは、お祭りの週末を過ごすのにぴったりの都市だ。 主な見どころは、ザグレブ大聖堂、13 世紀に建てられたロトルシュチャック塔、ザグレブ動物園、市内で最も古いマクシミール公園などです。 ザグレブには、現代美術館やザグレブ市立美術館から、ちょっと風変わりな破局博物館や二日酔い博物館まで、美術館が集中しているのも特徴です。
この国の北部には、シーフードやトリュフ、肉料理には欠かせないボシュカリン(Boškarin)など、ワインと料理の名産地として知られる肥沃なイストリア地方もある。 イストリア半島沿いには、古風な港町ポレッチと ロヴィニがあり、フェリーで行くことができる。 どちらもビーチと旧世界の魅力で知られる人気の避暑地です。クロアチア本土へのフェリーは、Ferryscannerでお求めいただけます。
海岸沿いを少し南下するとリエカに着く。 重要な港であるこの町は、クロアチアの島々を探検しようと計画している観光客にとって絶好の拠点となっている。 リエカでは、建築物を鑑賞したり、カフェやレストラン、ショップが立ち並ぶ町のメイン・プロムナード、コルツォ(Korzo)を散策してみよう。 もっと活気を求めるなら、灰の水曜日前の最後の日曜日に開催されるカーニバルの時期にリエカを訪れてみてはいかがだろう。
クロアチア本土の8つの国立公園では、クロアチア本土の違った一面を見ることができる。 特にクロアチア南部のクルカ国立公園はユニークな生態系を持つ。 公園を訪れる観光客は、豪華な滝や自然の湖から、湧き出るクルカ川、ローマ時代の遺跡、修道院まで、あらゆるものを楽しむことができる。
さらに、スプリットとザダルは、クロアチア本土で必ず訪れたい都市のリストに加えられる真髄の2つだ。 スプリットの歴史地区はユネスコの世界遺産に登録されており、観光客はディオクレティアヌス宮殿の遺跡を見たり、大理石の道を歩いたりすることができる。 対照的に、ザダルには古代の発見や博物館がいくつもあるが、よりヒップで現代的な雰囲気がある。 海辺の生活を楽しみたい若い世代や家族連れを惹きつけるザダルの風変わりなアトラクションには、シー・オルガンと呼ばれるアート・インスタレーションや、中世に刑罰に使われた柱「恥辱の柱」などがある。
最後になるが、クロアチア本土を訪れたら、庭園、修道院、壮大な広場で有名な城壁都市ドブロヴニクに数日滞在しないわけにはいかない。 さらに、この町の旧市街は1979年以来、ユネスコの世界遺産に登録されている。 ドゥブロヴニクの主な見どころのひとつにロヴリェナクがある。 海から37メートルの高さにそびえ立つ壮大な要塞からは、素晴らしい街並みと海の眺めが楽しめ、夏には演劇が上演される。 ドゥブロヴニクの郷土料理を味わいたい人は、旧市街のメインストリート、ストラドゥン沿いにあるルシン・カントゥンかプロトに立ち寄るといいだろう。 さらに美しいパノラマを楽しむなら、ケーブルカーでスルジ山の頂上まで行くことができる。 修道院や砦があり、動植物が生息する自然保護区でもある。